人形・オブジェ・フィギュアなどの作品や球体関節人形の作り方、活動情報をご紹介しています。
代表作は、実写映画「耳をすませば」で制作させて頂いたバロン人形。
東京を拠点にニューヨークやロンドンなど海外展示も積極的に行っています。
球体関節人形の作り方や、私の作品・活動にご興味ある方はぜひご覧ください。
人形作品のテーマの1つに「Anthropomorphism – アントロポモルフィズム」があります。
日本語では擬人観や擬人化と訳され、その意味は、人間以外の事物を人間の形態や性質になぞらえて考えることです。これは古くから文学的手法として確立されており、特に神話や寓話の中では、擬人化された動物を用いて、生命の原則や人間の道徳を説明しています。
そもそも人形を作る行為にも根底には擬人観があると考えています。人は、木や石や粘土なのどの素材にカタチを与えることで、その素材以上の存在価値を創り出します。物質的にはただの粘土の塊が、意思や感情を持っているとさえ思えてくるのです。時に人々はそれを信仰の対象にし、物語と共に語り継いできました。
このような素材を超越した存在や価値の創出に、私は表現としての面白さを感じています。そしてこれからも人形づくりを通じてその可能性を探究していきます。
人形やフィギュア制作に使用する造形用スパチュラの開発を監修させて頂きました。
粘土の種類や造形物の大きさにも幅広く対応できるようにスパチュラの形状を厳選。開発に1年以上を費やしました。このセットで多様な表現が可能なので、特に初心者におすすめのセット内容になっています。上級者はさらに扱いやすいように形状をカスタムしてのご使用も可能です。
球体関節人形・フィギュア・彫刻の制作をベースに、人形作家・ドールアーティストとして様々な活動をしています。
私の活動にご興味のある方は、お気軽にお問合せください。
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